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全国測量技術大会2007の関係機関の技術展示に地すべり地形分布図を出展
さる6月20日(水)~22日(金)に横浜みなとみらいのパシフィコ横浜の展示ホールにおいて全国測量技術大会2007が開催されたました。
防災科学技術研究所の地すべり変動研究チームは「関係機関の技術展示」において、地すべり地形分布図を紹介する展示を行ないました。
展示会場の様子
全国測量大会が開催されたパシフィコ横浜の展示ホールの外観と開会式のテープカットの様子です。

展示会場には各種測量機器やGISソフトなど多数の企業ブースのほか、関係機関や大学などにおける測量分野の研究成果の展示が出展されていました。
測量設計システム展は3日間で約21,000人の方が来場され、会場は熱気に包まれていました。
測量大会の公式ページにも展示会場の様子が紹介されています。
地すべり地形分布図の展示内容
今年はこれまでの展示から大幅に趣向を変えて、展示ブースの壁と床のほぼ全面を利用した巨大地すべり地形分布図の展示を試みました。 これは、まだ皆様に馴染みのない地すべり地形分布図の実物をできるだけ多くの方に見てもらおうという趣旨で、広い地域をカバーする地すべりマップを 作成したものです。

上は展示ブースの全景です。今回作成した地すべりマップは、壁地図の部分が、幅7.5m、高さ2.7mで、床地図部分が同幅で、南北が2mです。 地図の縮尺は5万分の1ですので、両方合わせて、東西375km、南北235kmの広大な範囲をカバーしています。 これは5万分の1地形図のほぼ200枚分に匹敵する広さになります。
上は今回のシステム展で展示した地すべり地形分布図の拡大写真(尾瀬・燧岳付近)です。
今回展示した地すべりマップは、基図としてラスター地形図と10mメッシュの数値標高データから作成した陰影図を重ねた図の上に、
地すべり地形を重ね合わせて作成しています。マップ上には地すべり地形のほか、防災科研の地震観測点の設置位置を●記号で示しています。
床地図部分は透明のシートでカバーし、靴のまま歩ける様にしました。両側の壁には研究所を紹介するパネルや地すべり地形分布図の凡例
、解説パネルなどを展示しました。
また、地すべり地形を立体視によって体感してもらうコーナーも設けました。
地すべり変動が発生すると元々あった地形が変化しますが、そういった変動地形の特徴を立体的に把握してもらうことで、地すべり地形を理解して
もらおうという試みです。偏光メガネを用いた立体シートや紙製の立体メガネを用いた展示ですが、三次元的に浮き上がって見えることから、良く理解できると好評でした。
防災科研ブースへ来場された方の展示状況
今回の展示ブースは大型の地すべりマップが遠くからでも目を惹いたためか、例年より多くの方に立ち寄って頂きました。 中には地すべりマップを隅から隅まで熱心に見て頂く方もいました。
来場者の中には地すべり地形分布図についてまだ御存じない方も多かったようですが、我々の説明を熱心に聞いて頂きました。 用意した解説パンフを持ち帰られる方も多く、今後の刊行予定についてやWEB公開に関する質問や要望も多く寄せられました。
防災科研の展示ブースでは地すべり分布図の展示のほかにもエッキー(地震による液状化を再現するペットボトル科学おもちゃ)の実演を行ないました。
防災科学技術研究所のブースにお立ち寄り下さいました多くの方にお礼を申し上げます。

